「行動すること」が現実を変える。
今を変えたければ今までと違った行動をしなさい。
なんてよく言われます。
わかちゃいるけど・・・
これがなかなかできないんですよね~(-_-;)
あなたもそうじゃないですか?
ココ、多くの人の悩みですよね。
私は動けない時、「今はタイミングじゃないんだ」
なんて、一人納得するようにもしていますが・・・
「自分が○○になりたい。」
「こうしたい。」
などのパッションがまだまだ低いのかも
しれないですね~。
実行する一つのテクニックとして
周りに宣言しちゃうって方法があります。
「有言実行」と「不言実行」
あなたがそのどちらのタイプかわからないですが、
私は、後者の「不言実行」タイプ。
もしできなかった時に誰にも言い訳しなくても
いいですからね(^_^;)
自分自身で逃げ道を用意してる感じです。
そこで、私は周りに宣言することで、
逃げ道をシャットアウトして半強制的に
自分を追い詰める方法を取ることがあります。
宣言するってことは、やりきらなきゃっていう
強い動機になるんですね。
もし達成できなくてもそこに近づくことができるし、
違ったアプローチ方法も発見できます。
その点では、経験することで見えてくるものが
違ってきます。
周りに公言することで達成要求が強まるという
ことを証明する有名な実験があります。
1955年
社会心理学者のモートン・ドイッチュと
ハロルド・ジェラードが学生たちに
ある実験を行いました。
学生を3つのグループにわけて、
どのグループにも何本かの線を見せて、
その長さを当てるというクイズを出した。
それぞれのグループには、ルールがありました。
①のグループ:自分たちの推測を紙に書いて、
それに署名し、提出しなければならない。
②のグループ:自分たちの推測を紙に書いたけど、
あとから消しゴムで消す事ができた。
③のグループ:
推測を紙に書かなくてもよく、
心の中で覚えているだけでいい。
その後、線の長さに関する「ヒント」が
提示された際に各グループの反応が変わりました。
①のグループは自分たちの推測に最もこだわりを持ち。
③のグループは最も簡単に答えを変えた。
このことから、
自分の誓いや信念、努力目標などをを公言すると、
それを守らなければいけないと感じます。
自分が言った事を撤回することはできますが、
そこには、心理的に「引け目」を感じる事になるみたいです。
なので、人にしゃべることで半強制的に
行動せざる負えない状況に追い込まれる心理状態に
なるようです。
どうしても一歩が踏み出せない時には
人に宣言することで行動が後押しされます。
そして先ほどの①のグループの実験のように
その行動を取り続ける強い動機になってくれます。
そして、自分が宣言し行動することで
応援してくれる人が現れるっていうのもその
効果の一つとしてあります。
なかなか行動できない人は
「あ~あの時やっとけばよかった」なんて
後悔してストレスを溜めていくよりも、
人に言っちゃうってことで自分の行動を
後押ししていきましょう。
行動しなきゃ現実は変わらない。
これだけは事実ですからね。